いざ地震‼ あなたはどう動く? 「防災ボードゲーム」で防災知識と判断力を養おう
第64号令和7年2月
年明けからもう2カ月。皆さんが新年に掲げられた目標や計画の進み具合はいかがでしょうか。いや、実はまだスタートを切るどころか目標も立てていなくて…という方も心配ご無用です。
今年は2月3日が立春。「立」は始を表す言葉で春の始まり。旧暦では新しい年の始まりです。目標や計画は今からでも遅くはありません。そして前日の2月2日は「節分」。新暦でいえば新年に切り替わる大晦日です。この際、邪気を払う節分の豆まきに習って、すでに新たな目標に向かっている方もこれからの方も弱気な心や不安とはきっぱり決別し、自分を信じて前に進みたいものですね。
いざ地震‼ あなたはどう動く? 「防災ボードゲーム」で防災知識と判断力を養おう
昨年正月の能登半島地震から1年。あの衝撃が覚め止まぬまま今年は阪神淡路大震災から30年を迎えました。南海トラフ地震が日増しにリアル感を増す中、防災への備えとして遊びながら防災知識が学べる「防災ゲーム」が活用されているのをご存知でしょうか。

中でも大地震が起こった時の動きを考えるきっかけにしてもらおうと鳥取県米子市の4人の中学生が考案した「防災ボードゲーム」が話題に上っています。実は私もNHKのニュースで聞きかじったばかりですが、1月11日にはこのゲームを使った体験会が鳥取大学で開催され、学生や住民ら約25人が参加したそうです。ゲームは大地震が発生したことを想定してスタートし、プレイヤーは自宅や会社から避難所などを目指すというもの。普通のスゴロクとは違って進めるマスが複数あり、津波や液状化現象など迫りくる困難をクリアしなければなりません。途中、食料や薬を調達できる施設もあり、プレイヤーは自分や家族の状況を考えて判断し行動することが求められます。また、このボードゲームが画期的なのは考案者が中学生というだけでなく、製品化や体験会を開くための資金をクラウドファンディングで集めたこと。それだけ人々の関心が高いという事でしょう。

「防災ゲーム」や「防災ボードゲーム」をネット検索すると、子どもから大人まで年代に応じて楽しめるものが数多く出てきます。自治体などが制作した無料でダウンロードできるゲームも少なくありません。神戸市から提供されている防災ゲーム「ダイレクトロード」は、初めての町、海辺の町(ベーシーク・スタンダード・マンション編)、内陸の町、など立地状況に合わせた防災ゲーがあり、転載や改変もOKです。ダウンロードしてわが町の立地や条件に合わせてカスタマイズすれば、より身近な防災訓練ができそうです。
善は急げ! 私も家族や会社の同僚と、生活実態に合わせたオリジナル版「防災ボードゲーム」を制作し、いざという時に備えた個々の行動訓練と情報共有に取り組みたいと思いました。皆様におかれましても、各ご家庭で、職場など高齢者施設のリビングで、アクティビティや研修を兼ねたオンリーワンの「防災ボードゲーム」を実施されてはいかかでしょうか。
ご参考に : 神戸市:防災ゲーム「ダイレクトロード」! 盛沢山のヒントがあります。
https://www.city.kobe.lg.jp/a10878/bosai/shobo/bousai/directroad.html
