◆ オカセイ便り 第47号令和5年1月 ◆

新年おめでとうございます。

コロナ禍、ロシアのウクライナ侵攻に始まり物価高騰が相次いだ令和4年の漢字は「戦」でしたが、唯一、年末のサッカー・ワールドカップの白熱戦は人々の心に希望を届けました。

今年は明るい漢字と願います。

さて、日々の小さな気付きや発見、ちょっとしたお役立ち情報を盛り込んでお届けしております「オカセイ便り」。

本年もお付き合い頂きますようお願い致します。

★ 未来の自分や我が子にあてた手紙を携え、高野山へ  ★

子どもたちへ、あるいは自分へ、未来に望む姿をしたためた手紙を預かり、12年後、本人の手元に送り届けてくれる「GO GO MY LIFE未来に夢とメッセージを届けよう」という高野山真言宗 総本山金剛峯寺の企画。

昨年6月本紙40号でもご紹介しましたが、コロナ禍で不安を抱えながら日々奮闘していた私は、このプラス思考の企画に大きなエールをもらいました。

そこで私自身も自分に宛てた手紙を書く傍ら、「この心地いい高揚感を会社の仲間と共有したい」と考え、社員研修の一環として全社を挙げて取組みました。

会議で内容を発表すると「タイムカプセルみたい」と面白がる社員さんもいる一方、「12年後って何歳?! 」「自分や子どもに手紙を書くなんて恥ずかしい」など戸惑いの声も。

しかし、いざ書いてみると「将来の目標や夢が見えてきた」「自分を客観視する良い機会になった」「改めて周囲の人の大切さに気付き感謝の念に包まれた」等、前向きな感想が寄せられました。

その中から掲載許可をもらって手紙の一部を抜粋すると・・・。

---------------------------------

▶「この手紙を受け取る時は41歳。
仕事や家庭、人間力、感謝力、謙虚力など自分のゴールに沢山の課題も見えてきた。
家族、社員さん、友人、仲間を支えてください。
皆を守って、強くしく楽しい人間味あるリーダーになってください」
(Oさん、自分へ)

---------------------------------

▶「早く大人になりたいと言っていましたが、成人した今はどうですか? もし思っていた『大人』とは違ったとしても、色んなことにぶつかって悩み、泣いて、笑って沢山の人と出会って少しずつ大人になるから安心して!」
(Fさん・3人の子供達へ)

---------------------------------

▶「険しい道を選び、夢を追いかけているあなたたちを応援できて母も感動の連続でした。
ありがとう! たとえ思っていた未来と違っても努力はあなたの力。
走り疲れたらいつでも充電しに帰ってきてね。ここはあなたたちのふるさとだから」
(Kさん・子どもたちへ)

---------------------------------

▶「夢を実現していますか? ずっと努力を続け、掲げた目標を少しずつクリアしてきた姿には本当に勇気をもらっています。報われるまで努力をやめない君なら、きっと後悔のない人生を送っているでしょう。ありがとう」
(現在高校生の息子へ・Tさん)

同時に自分の未来に宛てて思いを馳せたTさんは「何よりいま一緒に学び、悩み、凹んで励まし合いながら頑張っている自分の仲間の存在の大きさに改めて気付きました。

誰一人欠けることなく12年前に想い描いた未来を共に歩んでいますように」と、綴りました。

---------------------------------

●社会や地域、会社の中で必要とされる人に。

「オカセイの創業期から入社し今年で16年。

異業種からのチャレンジでしたが、毎月のように海外出張し商品企画や仕入れ、接客、人財教育を学び、やがて数字の管理も任されるようになりました。

沢山のチャレンジをさせてもらい、あっという間に年月が流れました。

更にここから12年。私はどのような成長をしているでしょうか。

人に必要とされていることが自分の存在意識に繋がると考える私に向けて、12年後も母としてだけでなく一人の人間として、人や地域、会社の中で必要とされていることができているかを問いかけてみました。

取引先の増加や会社が大きくなるにつれ、会社の成長と共に自身も大きくなっていますか。

年齢を重ねて傲慢になっていませんか。

素直な心を忘れていませんか。

人の意見を受け入れることができていますか。学ぶ心を忘れていませんか。

素晴らしい能力を持つ仲間を信じていますか。

会社の利益と人財とを両輪で考えていますか。

皆が自らの考えを持ってのびのびと仕事ができていますか。

さらには私らしくあり続けていますか。難しいと感じることも12年前よりハードルを上げて挑戦していますか・・・

手紙を開封した時に胸を張ってYESと言える自分でありますように^m^」

副社長 ・ 妹尾しのぶ

---------------------------------

●経営理念を共有して最強のチーム力でビジョン経営を実現‼️

「私がこの手紙を再び手にするのは2034年。2009年の創業から25期となる。

少子高齢社会のピークと言われる2042年を8年後に控え、世の中は加速度を増して変化しているだろう。

オカセイはどのような会社になっているだろうか。様々な事が頭をよぎるが、なりたいビジョンをイメージしてみた。ドキドキ・ワクワクが止まらない。

☆『リフレッシュ介護ベッドを通して人々の幸福を実現します』を経営理念として、何よりもチームワークを強みにするオカセイ。

この手紙を書いた2023年以来、離職者はほぼなく理念の価値観を共にする新たな仲間も加わって社員数は3倍になった。

創業当時から開催している全員参加の朝礼は5.000回を超えた。

朝礼では毎回、社員さん同士が互いの良さや感謝を発表しているが、それが互いの信頼やリスペクトにつながっている。

感謝や信頼の輪は取引先の会社やお客様にも伝播し、ひいては業績アップに直結している。

☆業務的には医療介護用リフレッシュベッドの販売を主軸に、仕入れ強化を図り、自社所有の倉庫を確保した。

これにより1200台だった商品在庫は常時3000台となった。

西大寺本社では、業務の改善と念願の特殊洗浄機材の開発に成功し、適性環境を確保。

また、パートナー開拓で全国の貸与事業者様とも手を結び、レンタル・リース事業の活性化を図ると同時に、自社開発商材の商品化&販売にも力を入れている。

☆懸案だった輸出(中古商材)事業への取組み強化により、海外ビジネスも好調だ。海外支援活動も共感の輪が広がり、業種を超えた協力を得て拡大している。

☆長期的展望として、アクティブシニア需要を視野に入れ、ホテル業界・レジャー産業界等異業種とコラボし、さらなる可能性を探っていきたい。」以上。

ビックマウスと笑われそうですが公言こそ夢実現の原動力。12年後の私たちと当社のあるべき姿としてチャレンジしていきます。

オカセイの仲間とスクラムを組んで!!

岡崎

---------------------------------

オカセイでは社員旅行を兼ねて近日、各自の手紙を携え高野山へ届ける予定です。

 

コメントを残す

コメントは承認され次第、表示されます。