◆ オカセイ便り 第45号令和4年11月 ◆

こんにちは。

11月11日は介護の日。

厚生労働省の「介護保険事業状況報告の概要(令和4年2月暫定版)」によると、2022年2月末での要介護(要支援)認定者数は689.1万人、介護保険1号被保険者に対する割合は約18.8%とか。

「なんだ2割足らずか」と思うかもしれませんが、80~84歳だとその比率は約6割に上ります。

介護を「わが事」として本気で捉えること。それが幸せな長寿社会を紐解く鍵になりそうです。

さて、日々の小さな気付きや発見、皆さまにお役立ていただける情報を盛り込んでお届けしております「オカセイ便り」。
今月もお付き合いいただきますようお願いいたします。

★ 進化する代替食材。人も地球も救う「次世代フーズ」として期待 ★

おいしい食材が海から大地から目白押しの季節。物価高騰の折、財布の紐を締めなければと思いつつも食欲が止まりません。

そこで裏面の『オカセイ健康新聞』では、食べる順番だけで健康や「きれい」が手に入る身体のメカニズムを取り上げました。

ぜひ、今夜の晩餐からご参考になさってください。

さて、今月の本題も食がテーマです。

本物の肉や魚に替わって食卓に上り始めた「代替食材」の話題をお届けしましょう。

代替食材といえば、大豆から作られる「大豆ミート」は、すでにおなじみですが、魚も負けていません。

「まるで本物の刺身!」と、メディアでも話題になった、あづまフーズ(本社・三重県)の『まるで魚』をご存知でしょうか。

主原料のこんにゃく粉をはじめ植物由来の材料から作られ、現在、マグロ、サーモン、イカの3種類が発売されています。

海産珍味・業務用食材の製造・加工・卸売を行う同社では、昨年2月の発売開始以来、売上げを大きく伸ばしているそうです。

商品はネットで販売され、パックに入ったサク状の切り身が冷凍で届きます。取り寄せてみるとマグロやサーモンは白い筋まで入ってまさに生の切り身そのもの。

魚の臭いはありませんが、塩味や甘味、旨味がかすかに感じられ、切ってわさび醤油で食べると刺身そのもの。言われなければ、こんにゃくだとは気づかないでしょう。

一方、代替肉も大豆ミートだけではありません。

最近では、麹菌の菌糸からつくられる培養肉の研究も進んでいます。

背景には、地球の温暖化や世界で消費される食糧資源の増大から畜産物や海洋資源の枯渇という環境問題や、健康志向の高まり、ベジタリアンやビーガンの増加もあり、代替食材は益々増えていきそうな勢いです。

  (株)グルメ杵屋 大阪木津市場 楽天店

ちなみに私事ですが、妻は15年ほど前から難病指定の「クローン病」に罹患し、牛豚鶏肉をはじめ動物性油や、野菜でも固い根菜類はNGという厳しい食生活を続けています。

かつては「やむなく食べる」イメージがあった代替食材ですが、これからは人や地球を救う、おいしい「次世代フーズ」としてさらなる開発に期待がかかります。



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