介護用マットレスのダブル構造のオスス製品をご紹介します!
マットレスのダブル構造とは?
介護用マットレスを選ぶ際に、マットレスの”構造”は素材やサイズと同レベルで注目されていることでしょう。
今回は、2つの素材を重ねて使用する”ダブル構造”に注目して、解説していきます。
前述のとおり、ダブル構造は2つの素材を重ねることで、それぞれの長所を活かしたマットレスにすることができます。
ダブル構造のメリット
ダブル構造のメリットは大きく2つ挙げられます。
- 安価な価格帯に抑えられる
- 高級素材にも劣らぬ品質を再現できる
素材が安価であればあるほど、マットレスの価格自体を下げられます。
また、高級素材でしか再現できないちょうど良い柔らかさを素材同士の組み合わせで再現できます。
このように、ダブル構造による恩恵はマットレスにおいて非常にありがたいものになります。
同じ素材でも重ねるメリット
「パラマウントベッド」の製品の話になりますが、同じウレタンフォームにも関わらず5層重ねる製品もあります。
これは同じウレタンフォームでも製造過程で弾力性をそれぞれ変えておき、それらを重ね合わせることで、表と裏で柔らかさを変えているからです。
これにより、”リバーシブル”というメリットを持たせることができます。
つまり、表と裏で柔らかさを変えておき、使用者の状態に合わせて使用する面を選択することができるということです。
これにより、使用者が要支援から要介助へと変わったとき(あるいはその逆のとき)に、マットレスを買い替えることなく裏返しにすることで同じマットレスを使用し続けることができます。
介護用マットレスは高額なため、将来的なことを見据えるとかなりお得なメリットとなります。
ダブル構造のオススメ製品
ここまでダブル構造についてお伝えしましたが、次にダブル構造のオススメな製品をご紹介します。
①エバーフィットマットレス(パラマウントベッド)
まずは医療用ベッドにて国内シェア1位を誇っている老舗メーカー・パラマウントベッドの製品「エバーフィットマットレス」をご紹介します。
エバーフィットマットレスは、リバーシブル構造となっているため、比較的かための寝心地「ハードフィット面」と体圧分散性を高めた「ソフトフィット面」の2つの面を持っています。
また、端座位のときに体勢が安定するようにサイドエッジが硬めとなっています。
そのため、要支援者から要一部介助者まで安心して利用できます。
お値段は税込で7万円ほどですが、耐久性が高く、リバーシブル構造となっているため、長く利用することができます。
長期的な目ではコストパフォーマンスが高く、おすすめの製品になります。
②MEDコンビマットレス(テンピュール)
スウェーデンに本社を置くテンピュールは、NASAとの協力のもと、宇宙飛行士のための耐重力用の素材を開発していました。
そのため、高い技術力を持つテンピュールは、マットレス業界でも世界的に有名なメーカーとなっていて、NASAから唯一「認定技術」ロゴの使用許可を得ているマットレス・メーカーになります。
そんなテンピュールが販売する「MEDコンビマットレス」は、ウレタンフォームとポリエステルの二重構造となっていて、ほどよい硬さで寝たきりでも血行を妨げることのないマットレスとして知られています。
また、厚みがあるため、要支援者が起き上がったり、端座位を維持していても負担がかからないように体圧を分散させることができます。
お値段は税込で10万円を超えますが、お値段以上のパフォーマンスで使用者は快適な時間を過ごせます。
まとめ
今回は、ダブル構造のマットレスについて触れてみました。
マットレスでは、介護用問わずダブル構造(あるいは複合構造)が多く採用されるようになっています。
そんななか、おすすめしたいダブル構造のマットレスを2つご紹介しました。
マットレスの購入を検討している方の参考になれば幸いです。