【パラマウントベッド】介護ベッド3モーターの価格は?新品と中古も徹底比較!

パラマウント比較

介護用のベッドのことが良く分からず困っておられる方向けに、今回は、国内シェアNo.1のパラマウントベッドの製品を例にして、料金などを解説していきます!

 

パラマウントの3モーターベッドの価格は10~30万円くらい

 

これは、あくまで購入したときの目安の金額です。

 

新品で買うか、中古を買うかによってまた変わってきます。

 

中古品なら安い?

 

現在、市場に中古品も出回っています。

 

中古といっても、まだ現役でレンタルされているようなものが多いので機能が落ちているということはありません。

 

業者が新らしいものを購入することで、レンタルの在庫として余ってきたものが中古市場に流れてきているようです。

 

中古市場では、マットレスなどがセットになって新品よりも5万円前後も安く販売されています。

 

 

介護ベッドは、レンタルするよりも購入した方が安くなることもある

 

介護保険の制度の中にいる人たちはあまり教えてくれませんが、介護用のベッドはレンタルよりも購入した方が安くなることがあります。

 

それは下のような条件にあてはまったときです。

 

・布団では寝起きできなくなったのでベッドが必要。

 

・状態は安定していて、5年ほど大きな変化はなさそう。

 

・(中古など)安く販売しているところを知っている。

 

・負担割合が2割もしくは3割の方

 

このような場合であれば、購入した方が安くなることがあります。

 

料金は後ほど詳しく比較していきます!

 

 

介護保険制度で介護ベッドがレンタルできるのは要介護2以上

 

ご存知の方も多いと思いますが、介護保険でレンタルするためには、原則的に要介護2以上であることと決められています。

 

身体的に限って言えば、要介護2は『ベッドからの起き上がりや、歩行が困難な方』という認識です。

 

要介護2以上で、状態が変化しそうならレンタルがオススメ

 

先ほどの条件にあてはまらない場合、特に要介護2以上であれば、介護保険制度が利用できますので、レンタルされるほうが無難です。

 

なぜなら、病気によっては短期間で急激に状態が変化することも多く、購入してしまうと対応しにくいということがあるのです。

 

また、入院や施設へ入所することにになり、しばらくの間しかベッドを使わなかったというケースも多々あります。

 

パラマウンドベッドの介護ベッドの種類

 

パラマウントベッドが販売しているベッドで、流通しているのは大きく3機種です。

 

その前にまずモーター数のお話をします。

 

2モーターと3モーターの違いは?

 

よく介護用ベッドで、『2モーター』がどうとか書かれていますが良くわかりませんよね?

 

これは、高さと頭という『2つ』の部分を電動で上下させられることからきています。

 

3モーターというのは、更に足の部分も別に電動で高さ調節ができるもので、体をより細かく調整できるので、重度な方にはぴったりのものです。

 

(2モーション、3モーションという呼び方もありますが、ほぼ同じ意味です)

 

楽匠Z(らくしょうゼット)シリーズ

 

2014年に在宅用のベッドとして発売されたパラマウントの顔のような商品です。

 

体を楽に起こし、最終的にはソファに座っているような状態にできる『ラクリアモーション』や高級感のある作りで人気のシリーズです。

 

介護保険でのレンタルですと、業者にもよりますが、3モーター(モーション)だと1割負担の方で月額1,300円前後になります。

 

そこに大体、マットレスとサイドレールという柵を合わせて使用します。それらを合わせて月額1,500円前後です。

 

2割負担だとその倍の3,000円、3割負担だと3倍の4,500円前後ということになります。

 

購入すると、オプションによりますがセットでだいたい20~30万円ほどになります。

 

 

楽匠FeeZ(らくしょうフィーズ)シリーズ

 

こちらは2016年に発売されました。

 

ベッドからの転落を懸念される方など向けの超低床ベッドになります。

 

楽匠Zが最下部で床からの高さが21cmだったの対して、15cmとかなり低めです。

 

写真でもその違いは分かると思います。

 

Zのような『ラクリアモーション』ではありませんが、体を楽に起こす『らくらくモーション』という動きをします。

 

こちらも、介護保険でのレンタルですと、3モーターは1割負担の方でマットレスなどを入れて月額1,500円前後になります。

 

購入すると、オプションによりますが、Zと同じく20~30万円ほどになります。

 

 

レントシリーズ

 

2018年に発売された、Zシリーズの廉価版の商品です。

 

上の2機種よりもややチープな印象は受けますが、市場では「これで十分」という意見も多くあります。

 

らくらくモーション、床から22cmという低床で垂直昇降、ボード(頭側と脚側に付いている板)がスリムで省スペースなどの特徴があります。

 

また、販売時にはボードの色が3色から選べるというのも面白いです。

 

金額が安い分、レンタルでも購入でも価格は下がります。

 

 

介護保険でのレンタルですと、3モーターが1割負担の方で、マットレスなどと合わせて月額1,000円前後です。

 

購入では15~25万円ほどになると思います。

 

まとめ

 

介護用ベッドが必要な状態になったら、レンタルか購入の検討をされると思います。

 

5年程度使うなら購入する方がお得になる場合があるので、早めに中古販売という選択肢を検討されるのも良いかと思います。

 

その際は、在宅ならケアマネジャー、入院中でしたら病院のソーシャルワーカー、またお近くの福祉用具業者ともご相談してみてください!