アナログレコード再燃! デジタルにはない音の味わいが若者の心を魅了
第68号令和7年6月
梅雨入りを前に温度計が急上昇しています。皆さまの熱中症対策はいかかでしょうか。6月1日から企業における熱中症対策が法令で義務化されます。弊社では昨年夏より一切の作業を屋外から屋内に移すなど熱中症対策に取り組んでいますが、今後は法令に則りさらに対策を強化して社員さんの安全衛生管理に努めてまいります。
さて、日々の中の小さな気付きや発見、皆さまにお役立ていだける情報を盛り込んでお届けしております「オカセイ便り」。今月もお付き合いのほど、何卒よろしくお願いいたします。
アナログレコード再燃! デジタルにはない音の味わいが若者の心を魅了
高齢者施設でも人気の音楽療法や音楽レクリエーション。人は自分の名前を忘れても「音楽記憶」は残るといわれ、懐かしい歌を皆で歌うことで精神的な安定や身体的な症状の緩和、脳の活性化やリラクゼーション効果等が得られるとされています。ちなみに高齢者に人気の曲といえば童謡や美空ひばりの曲など一括りにされがちですが、専門家の研究によれば人は14~20歳頃に聴いて好きだった音楽は生涯忘れないとか。なるほど、私自身も兄の影響で10代に熱狂したB.B.キングやジェームス・ブラウン、エリック・クラプトンなどアメリカンブルースの大御所曲を聴くと、たちまち当時にタイムスリップして未だに体が踊り出しますヽ(^。^)ノ

ところで、そんな懐かしの音楽も今や音源はCDやネット配信された音楽ストリーミングが大半ですが、一方ではアナログレコードが空前のブームになっていることをご存知でしょうか。CDやインターネットの普及で80年代からは減少の一途をたどったレコードが、復活の兆しを見せたのは2010年代。マーケットでは一部のマニアや中高年世代の間で一定の需要が続いていた程度でしたが、コロナ禍を経て今ではインバウンドを中心に20代の若者から年代を問わず国内外での人気が高まり、需要の拡大に伴って中古レコードの価格も上昇を続けているそうです。中古盤の価格は平均2.6倍で、中には3万円以上の値が付くものもあるとか。

背景には80年代に流行った日本の「シティポップ」が、SNS経由で世界的なブームになっていることがあります。その他にもデジタルにはない情緒的な音質やジャケット、「所有」の意識が見直されたこともアナログレコードの魅力にあげられます。こうした中、最近では世界中でヒットを飛ばすYOASOBIや藤井風、あいみょんといった若いアートストもこぞってアナログレコードを発売しています。
音楽を聴くのにいちいちLP盤に針を落とし、最初の音が出るまでの「プツプツ」という雑音すら愛おしく感じるレコード。デジタル音楽全盛の時代だからこそ、こんな手間や均一ではない音の味わいが心を豊かにしていくれるのかもしれません。皆さまのお宅にもお宝レコードが眠っていませんか? 私も実家の押し入れの中を探しに行ってみたくなりました♪
