介護ベッドの購入に補助はあるのか?レンタルがおすすめ?
「介護ベッドを購入しよう」と思うなら、できれば安く介護ベッドを購入したいはずです。
介護ベッドの価格は10万円以上するものが多いので、購入するなら大きな金額が必要となります。
そのため、「介護ベッドを少しでも安く購入する方法はないのか?」と疑問に思い、「補助を利用することはできないか」と考えるかもしれません。
介護ベッドを購入するときに利用できる補助について知りたいはずなので、紹介していきましょう。
介護ベッド購入に関する補助には何があるのか
介護ベッドを購入するときに利用できる補助制度を知るなら、高価な介護ベッドも少し負担を軽くして購入することができます。
介護ベッドの購入に関して利用できる補助制度を取り上げましょう。
介護保険制度
介護保険を制度を申請するためには条件があります。
まずは、要介護認定を受けた40歳以上の方であり、自分の住んでいる地域の市区町村の介護保健担当窓口に申請します。
ただ、介護者にはレベルがあり、65歳以上の方を第一号被保険者といい、40〜64歳の方を第二号被保険者といいます。
この第一、第二被保険者の内介護保険を適用できるのは第一被保険者であり、第二被保険者は厚生労働省の定める特定疾患にかかって介護が必要な場合と認定されれば、介護保険のサービスが利用できます。
しかし、介護保険制度を利用したとしても介護ベッドのレンタルに関しては保険を適用できますが、購入の場合は保険適用外となっているので、注意が必要です。
レンタルの場合はレンタル費用の内1割が被保険者の負担となります。
障害者日常生活用具給付
障害者日常生活用具給付は、重度の障害者の日常を円滑に行うための用具の給付、または貸与の福祉サービスです。
対象者は身体障害者手帳または療育手帳を所持していることであり、日常生活用具を必要とする障害者です。
費用負担は実施している市町村の判断により決定がなされるので、費用負担は市町村により対応に違いが生じます。
ただ、この制度を利用するなら介護ベッドの購入でも適用される可能性が高いので、介護ベッド購入価格の何割かは負担してもらえるはずです。
介護ベッドの価格とは
介護ベッドを購入するときに、障害者日常生活用具給付以外は介護ベッドを自腹で購入する必要があります。
介護ベッドを自己負担するとなれば、気になるのは介護ベッドの価格です。
介護ベッドの価格は10万円〜35万円ほどの相場となっており、かなり高価な値段となっています。
しかも、これは基本的に介護ベッドのみの価格であり、マットレスや安全レールなど介護用品は別料金として支払う必要があります。
ただ、この価格は新品の介護ベッドを購入する場合の価格であり、中古の介護ベッドであれば価格は落ちて6万円〜9万円ほどの価格になります。
もし、新品の介護ベッドを購入するのが難しいならば中古の介護ベッドを購入することを検討できます。
購入が難しいならレンタル利用もあり
介護ベッドの購入をする際は中古で少し安く購入することができますが、中古の介護ベッドを購入するのも難しいなら、介護ベッドをレンタルするのがいいでしょう。
介護ベッドのレンタルは介護保険を適用でき、1割負担でレンタルできます。
レンタルの価格は8000〜15000円であり、1割負担なので800〜1500円で月額レンタルすることが可能です。
一時的に介護ベッドを利用するなら、購入よりもレンタルの方がお得です。
まとめ
介護ベッドを購入するときは基本的に介護保険を利用することはできないので、全額負担となります。
介護ベッドの購入が難しいなら介護ベッドをレンタルすることが可能であり、レンタルは保険が効くので安くレンタルできます。
購入かレンタルか、ぜひ考慮してみてください。