田中角栄の名言「屈辱を成功の肥料に」|人生を豊かにする言葉と逆転の発想
第74号令和7年12月
2025年もいよいよ最後の月に。「師走(しわす)」という言葉は年末で忙しく僧侶が走るほど忙しい月だから、と思っていましたが、もともとは、一年の最後に為し終えるという意味の「為果つ(しはつ)」だったという説も。一年の無事を祝ってご先祖様に感謝するという意味あいもあるそうです。ご先祖だけでなくお世話になった方、支えてくださった方、全ての方に手を合わせる月にしたいものですね。さて、日々の中の小さな気付きや発見、皆さまにお役立ていだける情報を盛り込んで発信しております「オカセイ便り」。今年1年の感謝を込めて2025年師走号をお届けさせていただきます
人生を豊かにする知恵。 田中角栄氏の「 屈辱を成功の肥料に 」
皆さまは座右の銘をお持ちですか。過去に本紙でもご紹介させていただきましたが私は「人間、万事塞翁が馬」。幸不幸は予測できない、ピンチこそチャンスと、いうような意味ですが、最近は偉人の言葉やスピーチが好きでYouTube動画で視聴しています。AIでつくられたらしい再現動画ですが、その中から今年、私の心に刺さった昭和の政治家、田中角栄氏の言葉をご紹介させていただきます。

戦後の高度成長期「日本列島改造論」を計画、実行し、日本を世界有数の経済大国に引き上げた”角栄さん”。私の心を釘付けにしたのは「舐められた時の最強の一言」というスビーチ。皆さんは人から見下されたり、理不尽な批判をされたりした時にどんな反応をされますか? 自他ともに認める短気な私は、悔しさから腹を立ててすぐに反論してしまいますが、多くの人も同じではないでしょうか。しかし、角栄さんは一旦深呼吸して冷静になり、「文句を言われるうちが花」「成長の種をもらった」と捉え「ありがとうございます」と答えろ、と論じています。この三段階の仕掛けが、人生を豊かにする智恵だと。

といっても、角栄さんはただ我慢しろ、口答えせず服従しろと言っているわけではありません。怒りや悔しさから反論すれば相手の思うつぼ。そこからは何も生まれない。言葉で反論せず、屈辱を燃料にして自分の土俵で努力し、行動し、実績を積めば、自分の成長につながる。「屈辱は成功の肥料」と教えてくれます。そして何より「ありがとう」という言葉の力。見下した相手から感謝の言葉が返ってくれば、言った本人は拍子抜けするだけでなく、相手の評価は変わる。やがては信頼につながり、敵を見方に変えると説いています。今とは時代背景が違うとはいえ、高等小学校卒で学歴も家柄もカネもなく、上京して裸一貫で建設業を営み、総理大臣に上り詰めた角栄さんの言葉には説得力があります。また、この教えは社会生活だけでなく家庭生活でも活かせそうですね。実は動画は、共に経営を学ぶ京都の経営者、樋口さんから「岡崎さん、コレ聴いたら絶対いいよ」と教えてもらったものです。あ~、30代の頃に聞いていれば私の人生もっと上手くいってたかも! と思ったりしますが、いやいや誰しも「未来から見れば今日の私が一番若い!」。これからも学びの心をオンにして成長し続けます(^^)v
