介護ベッドのサイズはどれくらい?家に置ける?目安はたたみ1畳!
介護ベッドが必要になったけれど、急なことで、あまりよく分からないという方は多いと思います。
その際に、私たちは「サイズはどれくらいなの?」「家具を動かしたり、片付けたりしないといけないの?」とよく質問を受けます。
ですので、今回は、介護保険に慣れておられない方に介護ベッドのサイズや、どれくらいスペースがあればいいかなどをお伝えしていきます。
大きさ(サイズ)の心配はしなくてもいいので、とにかく相談してみよう!
急いで必要なら、あまり深く考えずに、とりあえずケアマネさんと介護ベッドの業者さんに相談してみましょう。
入らない、使いづらい、また家具の移動が必要、など様々な問題があるかもしれませんが、そこはプロ。
すぐに判断して解決してくれます。
相談はケアマネさんにするの?それとも直接業者さんと?
これは、基本的には介護保険全体のことを統括しているケアマネさんに相談するのが良いと思います。
ケアマネさんは、これまで培った独自のルートで、困ったときに相談に乗ってくれるような福祉用具の業者さんを知っているからです。
ですので、ご自身で探そうとせずに、まずはケアマネさんに相談してみましょう。
ケアマネさんが決まっていないような状況ですと、病院のソーシャルワーカーさんや、地域包括支援センターの人に相談してみてください。
その方々も、たいてい仲のいい福祉用具の業者さんの連絡先を知っています。
介護ベッドも普通のベッドと同じくらいのサイズ
私たちは、介護ベッドのサイズを聞かれると、よく「介護ベッドも普通のベッドと同じくらいのサイズです」とお答えしています。
いわゆる、シングルベッドのサイズです。
セミダブルやキングサイズを現在お使いの方であれば、それよりも基本的に小さくなります(セミダブル以上の介護ベッドもあります)。
シングルサイズの布団とも、ほとんど同じくらいのサイズ
シングルサイズのお布団とも、ほとんど同じくらいのサイズです。
高さが高くなったり、多少ごつい印象になりますが、サイズとしてはあまり変わりません。
ですので、置くスペースについて不安を感じなくても大丈夫なのです!
今までに使っておられた、ベッドやお布団の場所に介護ベッドをすっぽりと置くことができるのです。。
目安はたたみ1畳
介護ベッドのサイズは、長さが200cm前後、幅が100cm前後(機種によりますがおおよそ同じです)なので、たたみ1畳ほどと考えてもらってかまいません。
基本的に、それまで寝ておられたところに設置できます。
周りにスペースが必要なことがある
身体状況や病状によって、ベッドの左右に看護師さんやヘルパーさんが入れるようなスペースが必要になることがあります。
その場合には、「これまでは壁にくっつけてベッドを置いていた」「隣に配偶者さんが寝ていた」という状況は変えないといけなくなることがあります。
また、ベッドの種類によっては垂直にまっすぐ昇降しないので、頭側・脚側に動くときに必要なスペースが必要なことがあります。
そのあたりは、介護ベッドの業者さんと相談してみましょう。
垂直に昇降するものなら置けるけど、そうでなければ置けない!ということはよくある事例です。
まとめ
ここまで書いてきましたが、まずはあまり心配せずに、とにかくプロに相談してみてください。
介護ベッドを置くにはどうすればいいのか、生活はどう変わるのか、レンタル料はいくらなのか、購入した方がいいのか。
などなど悩みは尽きないと思いますが、一人で悩まずにプロの任せた方が安心です!